肉食主義なんだよ!!!

he TV 2004 完全復活記念

特別編

企画・製作・著作

 2004年夏。新宿コマ劇場の前で一人、漢は盟友、
北島三郎をバックに戦いの準備を整えていた。
「肉と酒だ!!」


 「全部だ!!酒全部持ってこい!!!肉も全部だ!!!」
空腹は漢のカツドン値を下げ、威嚇力を維持出来ないのだ。
既に8億本を越える焼き鳥消費量だが、実に不機嫌そうだ。


 「よぉ〜し。まぁいいだろう。」
不敵な笑みを浮かべる漢。
「本物の戦いを御前に見せてやろう」
プロの眼。闘う漢の眼が、魂を宿す瞬間だ。


「れんほぉ〜!!!」
一瞬だった!漢の鋭い一撃がれんほうの鼻孔を捕らえて離さない!!
苦悶するれんほう。だが、死点を確実に突く漢の攻撃は必殺の二文字。
本気の漢に、れんほうは絶命した。


「青島ぁ〜御前だけは許さん!!!アオシマダッ!!!!」
漢にとって、れんほうは満足ゆく相手とは言えなかった。
真の敵。それは青島だったのだ。
凄まじい抜き手により、青島の眼球は漢の一突きによって潰された。
殺傷能力・漢度は以前の倍にデカくなったプロ漢。
戦う鬼神と化す。


「どいつもこいつも、即ぶっ殺すぞ!!!」
怒りの漢!!!!!それは魂の爆発によって二億四千万の怒りへと
増幅を重ねる。怒りが頂点に達した漢の怒気。
2004年の漢はヴァイオレントな威嚇で満ちている。


「ヨン様?何がペだ。舐めてんのか?」
大陸へ向かい怒りのコマネチを喰らわす漢。危険に腰を落とす
本式コマネチで12億人をブルらせる。


「職業漢に貴賎なし!修羅に染まりし漢の道」
熾烈なる強敵との闘いに勝利し続ける漢。
その怒気は惑星規模に拡大した。威嚇に始まり威嚇に終わる
荒々しい日々を、漢は日々闘う。
「魂、御前には見えたか?漢を舐めんなよ!!!!」
2004年。激動の時代に、この漢がいる。
新宿の街へと消えてゆくプロの背中には、
物凄い怒気が残っていた。
 

he TV 2004 完全復活記念

特別編
fin
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